GeoClaw 基本情報整理 †
使用初期段階の情報整理.
- 実行可能な環境はPython2.7.x以上,Python3.x未満
現在保証されているのは2.7.xまで.
Pythonは2系と3系の互換性が低い.2020年でPython2.7.xがサポート終了になるらしいが,どうなるのだろう.
- Clawpackに含まれるソルバー群の従属関係
Clawpackの中には,AMRClaw,GeoClaw,Pyclawと分かれている.
GeoClawはAMRClawの訂正バージョン.ということは,GeoClawはAMRClawの上位互換であり,AMRが使用可能.
この2つは,基礎方程式部分はFortranベースで書かれており,入力条件の設定など,司令塔の部分をPythonに依存しているらしい.
そして,計算結果の描画もPythonのライブラリであるmatplotlibを使う.
基礎方程式の計算スキームの部分も含めて全てPythonで済ませたいという人のために,Pyclawがある.基本的にはGeoClawと同じセットは揃っているとのことである.
- コンパイル,実行,出力結果表示をMakefileで行う
examplesをやってみると,Makefileで主要な操作が実行できるようになっている.
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