数値・文字のファイル出力(テキスト形式) †読み込みと異なり,出力はフォーマットを自動に任せてはいられず,指定することがほとんど.このことから大抵は fopen, fprintf, fclose を使う. ファイルの開閉 †fdir というディレクトリに fname というファイルを出力するとき, fid = fopen(fullfile(fdir,fname),'w'); でファイルを作成する.
書き込み専用を表す「'w'」を使うと,既に同名のファイルが存在していた場合に破棄され空のファイルが生成される. fclose(fid); または fclose('all'); を使う. ファイルへの書き込み †1次元目に ny 個,2次元目に nx 個配列された変数 hoge(ny, nx) があると仮定する. fmt = [repmat('%10.3f',[1 nx]),'\n']; fprintf(fid,fmt,hoge'); 出力する matrix の hoge は「'」で転置する必要があることに注意. '%10.3f,' のように f や e などの指定子の後にカンマを入れる.カンマでなくとも区切りとして挿入したい文字列を入れることが可能. 同様の出力を Fortran では format(<nx>f10.3) とするように,指定子の前後につける文字列の意味が異なる.たまに混同するので注意. |