Ubuntu OS インストール後にやることリスト(個人PC用)

環境構築のために最初に実行したことのメモ.

システム設定変更

CapsLockをCtrlに

CapsLockが鬱陶しいので,/etc/default/keyboard のファイルを編集してCtrlに置き換える.

XKBOPTIONS="ctrl:nocaps"

terminal等での言語変更

# .bashrc に追記する
export LANG=en_US.UTF-8

ディレクトリ名を かな→英数字 に変更

最初の home 以下にある ダウンロード 等の日本語かなになっているディレクトリを Download 等に変更する.

LANG=C xdg-user-dirs-gtk-update

suでrootログインを有効にする

sudo passwd root

/etc/hosts でホスト名を定義

IPアドレスとホスト名を入れる.

XXX.XXX.XXX.XXX   lab-ubuntu
XXX.XXX.XXX.XXX   lab-mac
XXX.XXX.XXX.XXX   lab-cluster

これを設定しておけば,

ssh lab-cluster

とすれば ssh 接続できる(ユーザー名がゲスト・ホストで同じ場合).

ssh 設定

HDDの起動時マウント設定

sudo blkid

で表示される起動したいデバイスのUUIDとTYPEを確認して, /etc/fstab のファイルに下記を追加する.

#       <file system>   <mount point>   <type>   <options>   <dump>   <pass>
UUID=XXXXXXXXXXXXXXXX        /mnt/HDD    ntfs     defaults        0        0

次回の起動時からマウントされる.すぐ反映させたければ sudo mount -a で.
設定を間違えると起動できなくなったりするので心配ならやらない方が良いかも.
普通に mount コマンドを起動時に実行するようにしてもOK.

apt (apt-get) でのパッケージのインストール

update & upgrade

sudo apt update && sudo apt -y upgrade

インストール

ライブラリ系とソフトウェア系で各自必要なものをインストール.
ソースからビルドするか,apt install するかは人による.

sudo apt -y install vim nkf exfat-fuse exfat-utils

以下,パッケージ名の部分が変わるだけであとは同じ.

  • git
  • cmake
  • terminator
  • chromium-browser
  • ffmpeg
  • python3-pip python-pip

pip install

python -m pip install -U pip
python -m pip install testresources
python -m pip install setuptools
python -m pip install numpy scipy sympy matplotlib seaborn pandas
python -m pip install ipython
python -m pip install jupyter


snapを利用したインストール

OnlyOffice

snap install onlyoffice-desktopeditors

slack

Linux 用のベータ版が現れたので,2019年現在では snap より *.deb をダウンロードしてインストールした方が無難かも.
snap の場合は

snap install slack

で,deb パッケージはLinux 版 Slack ベータ版のページにある.

Notepad++

好みの問題だが,ソースコードを綺麗に印刷する時に Notepad++ があった方が良いので.

snap install notepad-plus-plus
snap connect notepad-plus-plus:cups-control


その他ソフトウェアのインストール

Git

Gitのインストール参照.apt installかソースをビルドかは好みで.
curl の環境を整えてからの方が良い.

make configure
./configure --prefix=/usr --with-curl
make all
sudo make install

インストールしたあとは,git configでユーザー設定をする.

git config --global color.ui auto
git config --global core.quotepath false
git config --global core.editor vim
git config --global push.default matching
git config --global user.name "Takuya Miyashita"
git config --global user.email "miyashita@hoge.com"

CMakeのインストール

最新バージョンがほしいとかのこだわりがなければ apt install が無難.
CMakeのインストール参照.
これも curl がないとうまくいかない.

pLaTeX

texlive-full は時間と容量の消費がすごいので,両方に余裕があれば.

sudo apt -y install texlive-full

自分に必要な TeX パッケージだけを install するのは難易度が高そう.

Mendeley

Mendeleyのページからdebファイルをダウンロード後,

sudo dpkg -i mendeleydesktop_x.x.x-stable_amd64.deb

ifort (IntelのFortranコンパイラ)

  • 2021年以前
    intelのページ,registrationcenter.intel.com/en/products/から取得.
    解凍して Install_XXX.shを実行するだけ.
    インストール後は .bashrcに下記の文を付け加える.
    . /opt/intel/compilers_and_libraries/linux/bin/compilervars.sh intel64
    export FC=ifort
    iccも使うときはCCも定義する.


  • 最近(2021年)
    Intel® oneAPI Toolkits からインストーラをダウンロードし,インストールする.
    ifort を使うためには Base Kit と HPC Kit のインストールが必要.

bzip2

bzip2 からソースをダウンロードして解凍,

make
sudo make install

を実行する.インストールされる場所は /usr/local/include や /usr/local/lib になる.
prefix を指定する場合は PREFIX=path のように指定する.

make
sudo make install PREFIX=/usr/local/xxx


NetCDF4

NetCDFのインストールを参照.

GMT

GMTのインストールを参照.NetCDF4をインストールしてからやる.

Julia

Julia - Downloadsから.ソースのコンパイルからやろうとすると時間がかかる.
バイナリでも問題なさそうだし圧倒的に手間が少ない.

Dropbox

Dropboxのインストールを参照.

Atom

atom.ioから..debファイルからのインストールが楽.

Visual Studio Code (VSCode)

Download Visual Studio Codeから .deb をダウンロードして dpkg -i する.

VMWare

Ubuntu に仮想環境を入れて Windows を使いたいのであれば.
Ubuntu/VMware を参照.

PROJ

PROJ - Dowanload から tar.gz を持ってきて

./configure --prefix=/your/path/to/install
make
make install

環境変数 CC と CXX でコンパイラを指定しておく.

FFTW

FFTW の Download から tar.gz を持ってきて

./configure --prefix=/your/path/to/install
make
make install

環境変数 CC と FC と CXX でコンパイラを指定しておく.
configure のオプションでもコンパイラ指定できるっぽい.


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Last-modified: 2021-08-25 (Wed) 09:22:15 (1202d)