#author("2020-11-30T15:43:14+09:00","default:Miyashita","Miyashita") #author("2024-05-20T03:13:47+09:00","default:Miyashita","Miyashita") * grdconvert コマンド メモ [#xf5986f3] 公式doc → [[grdconvert>https://docs.generic-mapping-tools.org/latest/grdconvert.html]]~ grdmath のように演算をしたいわけではなく,単にファイルのフォーマット変換をしたい場合に使う.~ ~ ** GMT のファイルフォーマットの識別子 [#k2ba3736] [[Format Identifier>https://docs.generic-mapping-tools.org/latest/grdconvert.html#format-identifier]] に書いてある通り,GMT でサポートしているフォーマットの種類はたくさんある.~ GMT のコマンドでは識別のため,ファイル名の後に =cf や =nf などを付ける.~ ~ ** 使用例 [#m7c8f220] *** grd の format 変換 [#ce1b9d57] nf フォーマット(NetCDF, 32-bit float)から bf フォーマット(GMT native, C-binary 32-bit float)に変換したいとき. #codeprettify{{ gmt grdconvert input.grd=nf -Goutput.grd=bf }} input ファイルの方は何のフォーマットか自動で認識できればよいので, =nf は付けなくても大抵問題なく実行できる.~ ~ *** Cartesian Coordinates -> Geographic Coordinates [#r34be2dc] x,y に緯度経度が入っているのに Geographic Coordinates として扱ってくれない時は #codeprettify{{ gmt grdconvert hogehoge_cartesian.grd -Ghogehoge_geographic.grd -fog }} のように -fog をつける.この -f は grdconvert のオプションではなく共通オプションで,grdmath や grdcut でも使える.-fi は入力, -fo は出力ファイルを指し,-fog とすることで出力ファイルを Geographic Coordinates として出力するという意味.~ 当然 x,y の情報が緯度経度になっていないとエラーを吐くので,その場合は変換が別途変換が必要.~