Pkg関連メモ

特定パッケージのバージョンを指定して add, update

通常の

pkg> update

だと,インストール済みのパッケージから依存関係を把握して,状況によってはバージョンが下がったりする.
一時的にどうしても指定のバージョンを使いたい場合は

julia> using Pkg
julia> Pkg.add(PackageSpec(name="JLD2", version="0.3.0"))

のように PackageSpec でパッケージの名前とバージョンを指定する.
この場合ボトルネックになっていたパッケージは自動でダウングレードしたり無くなったりするので注意.
同じように PackageSpec を使えば,元に戻すのも難しくない.

パッケージのインストール・コンパイル失敗

いろいろな問題が考えられるが,第一に環境変数の LD_LIBRARY_PATH の影響で意図しないバージョンのライブラリが優先的に参照されている可能性がある. Julia をターミナルから起動する際に

LD_LIBRARY_PATH="" julia

とするかjulia 上で

ENV["LD_LIBRARY_PATH"]=""

としてやってみる.ENV の方は実行のタイミングが遅い可能性もあるので,julia 起動前に LD_LIBRARY_PATH を空にしてしまう方が確実.



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Last-modified: 2022-06-27 (Mon) 04:43:41 (667d)