#author("2021-05-26T16:07:09+09:00","default:Miyashita","Miyashita")
#author("2021-05-28T18:14:10+09:00","default:Miyashita","Miyashita")
*土木学会論文集のスタイル [#rc222bd4]
#contents

** cls とか sty とか一式 [#leb6452a]
土木学会論文集に投稿するときのテンプレートは,
[[土木学会論文編集委員会>http://committees.jsce.or.jp/jjsce/pform]]のページにある.~
#codeprettify{{
wget http://committees.jsce.or.jp/jjsce/system/files/JSCE_Latex_v2_0_0.zip
unzip JSCE_Latex_v2_0_0.zip
cd JSCE\ Latex\ v2
}}
このパッケージの LaTeX ファイルの文字コードは残念ながら Shift_JIS.
#codeprettify{{
cd 2e
nkf --guess ronbun-j.tex
 Shift_JIS (CRLF)
}}
~
文字コードを UTF-8,改行コードを LF にするため,nkf で変換する.~
#codeprettify{{
nkf -w -Lu --overwrite *.tex *.cls *.sty *.bst *.bib
}}
~
tex ファイルを pdf にするには次の通り.~
2回コンパイルしないと \ref が反映されないので注意.
#codeprettify{{
platex ronbun-j.tex
platex ronbun-j.tex # 参照設定を反映させるため,原則2回コンパイル
dvipdfmx -p a4 ronbun-j.dvi
}}
環境によっては,dvipdfmx -p a4 としないと PDF が A4 にならない.
~

bib ファイルを用いた BibTeX を使う場合は,下記の手順で pdf を作成する.~
最初の ronbun-j.tex は BibTeX を使う設定にはなっていないので,そのまま使うとエラーが出る.
#codeprettify{{
platex ronbun-j.tex  # aux生成
pbibtex ronbun-j.aux # BibTeX データベースの作成
platex ronbun-j.tex
platex ronbun-j.tex # 参照設定を反映させるため,原則2回コンパイル
dvipdfmx -p a4  ronbun-j.dvi
}}
上記を texlive-full がインストールされた Ubuntu18.04 で実行すると,section(見出し)の英数字の書体が原本と異なっていた.~
このままでも問題ないのか,修正したほうが良いのか不明.~
~
~

**Ubuntu用パッケージ公開 [#r9262b9e]
一応査読は通過して掲載可になったので,一通り編集したテンプレートを [[GitHub>https://github.com/hydrocoast/JSCE_LaTeX]] にアップロードした.~
Makefile でコンパイルできるようにしてある.~
完全に指定書式にしたがっているわけではない.くれぐれも自己責任で.~
~
~
**2020年4月1日以後はどうする問題が発生 [#s286fcfb]
土木学会の[[各種書式>http://committees.jsce.or.jp/jjsce/pform]]のページには,2020年4日1日以降の投稿用に MS Word 用のテンプレートがアップロードされているものの,LaTeX のテンプレートはない.困った.~
~
**2020年4月1日以降の投稿用フォーマットに対応? [#nbad87be]
テンプレートを修正して,2020年4月1日以降の投稿用に作成した.~
[[GitHub>https://github.com/hydrocoast/JSCE_LaTeX]]に置いてある.~
変更箇所は大体以下の通り.
-著者情報のフォントサイズ
-(Corresponding Author) の追加
-アブストラクトのフォントサイズ
-見出しの番号のフォント
-見出しのフォント
-図表番号のフォント
-(Accepted MM DD, YYYY) の追加
-和文の参考文献の書式修正

追記: BiBTeX の style (.bst) の設定がまだよろしくないので修正が必要.
BiBTeX の style (.bst) の和文論文のときの設定が bold になっていたのを修正.~
emphasize を和文では下記の通り無効にした.
#codeprettify{{
FUNCTION {emphasize}
{ duplicate$ empty$
    { pop$ "" }
    { duplicate$ is.kanji.str$
        'skip$
        { "{\em " swap$ * "}" * }
      if$
    }
  if$
}
}}
また,和文の参考文献では最後の著者名の前に and が入らないようにした.~
[[bibliographystyle (.bst) ファイル>../BibTeX/bst]] に記載.
~
~

**注意 [#ze009020]
*** 2019年 [#pf446265]
査読者から「ページ番号は不要ではないか」という指摘が来た.~
プリアンブルで
#codeprettify(lang-latex){{
\pagestyle{empty}
}}
とするとページ番号を消せる.

*** 2020年 [#w075d934]
主査査読総括報告書で,論文フォーマットの「大幅な修正」が必要と指摘されてしまった.~
~
【追記】修正原稿提出時の査読対応表で「公式の LaTeX スタイルファイルを使っているから問題ない」と言ったらフォーマットに関しては修正しなくてOKだった.~
ただしエディターや委員会,主査にもよると思う.

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